子どもと学べる禅語 明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり) ~今の幸せに気づこう~

自分は何をやってもダメだと自信がなかったり。

他人が持っている物をうらやましいと思ったりしていませんか?

もっとおいしいご飯を食べたい。他人の持ち物をうらやましく思う。自分には何の取柄もない。

そんなことを考えている人がいたら、明珠在掌の言葉を送りたいと思います。

ひとみ
ひとみ

勉強もスポーツも、何をやってもダメだな~

だるま君
だるま君

自分が持ってる取柄は気づきにくいものなのよ。

禅には明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)という言葉があります。

明珠在掌とは、

明珠(みょうじゅ)= とても大切な珠(宝物)
在掌(ざいしょう)= 自分の手のひらの中にある

つまり、「本当に大切な宝物は、もう自分の手の中にある」
という意味です。

たとえ話で考えてみよう(取柄がない)

たとえば──

「ぼくには、なにも取りえがない…」
と思っている子がいたとします。

でも実はその子は、

◎友だちが困っていたら声をかけれる(気遣える)
◎ 失敗しても、またやり直そうとする(挫折を乗り越えれる)
◎ 毎日、学校に通って勉強している(継続して努力できる)

それって、自分では当たり前と思っていてもとてもすごく誇れることなのです。

だるま君
だるま君

特技や能力も自分の持っている大切な宝物。

たとえ話で考えてみよう(欲しい物が持てない)

別のたとえ話をしましょう

周りの友達は自分が持っていないモノをたくさん持ってる

スマホやおもちゃ

兄弟や習い事など

常に他人がうらやましく思えてしまう。

でも周りからはあなたの持っている物がうらやましいと思っていたりします。

自分の持ち物はあって当たり前と感じてしまいます。

ひとみ
ひとみ

友だちは新しいスマホ持ってるのに、私は古い機種・・・

だるま君
だるま君

スマホを持ってない人からしたら、うらやましいと思われているよ

あなたが当たり前と思って持っているモノは本当は当たり前ではないのです。

今持っている物をありがたいと、思ってみませんか?

まとめ

自分がすでに持っている物や長所・特技は当然と思ってしまい、幸せなこと・すごいことと自分で気づきにくいのです。

しかし、持ってない人から見ると長所であり、すごいことなのです。

あなたの当たり前が、他人からは誇れることが多くあります。

明珠とは特別な珠・宝石という意味です。
掌(たなごころ)はそのまま、自分の掌のこと

つまり、「宝はあなたの掌の中にすでにあるのですよ」と言う意味です。

さて、「宝石」とは何を指しているのでしょう

それは、

あなたが当たり前に毎日使っている物、

あなたがいつも会っている大切な人であり、

当たり前と思っている自分自身の性格や能力でもあります。

それらはあなたの身近に存在するものなのです。

一度、自分の身近に目を向けて自分自身の『あって当たり前』を大切にしてみてはどうでしょうか?