旧暦(陰暦)は明治5年の終わり頃まで日本で使われてきた暦です。
なぜ旧暦を陰暦というかは、陰暦は月の満ち欠けをもとにしているからです。
月の満ち欠けの周期は約29.5日のため、1年が354日となってしまい少しづつ歴と季節がずれてしまうので、旧暦では約3年に一度、閏月(うるうづき)を設けて暦と季節を調整していました。
いま日本で使われているのは新暦(陽暦)になります。
なぜ陽暦というかは、陽暦は太陽の動きをもとにしているから陽暦といいます。
旧暦の和風の呼び方を和風月明と呼びます。旧暦の季節・行事に反映された呼称になっているのが特徴です。また、現代の季節と1~2カ月ほどずれています。
1月 睦月 (むつき)
「睦月(むつき)」は、旧暦で一年の最初の月(現在暦 1月下旬~3月上旬)
日本の伝統的な暦で使われてきた呼び名の一つで、季節の風習や人々の暮らしの感覚がこめられています。
「睦」は仲よくする、親しむという意味があります。
お正月には、親族が集まり、みんなで仲良く新年を祝い、仲睦まじく過ごすことから睦月とされたといわれています。
どれも「家族が集い、新年を祝う」行事で、
睦月の“むつみ合う”という意味とよく合っています。
2月 如月 (きさらぎ)
「如月(きさらぎ)」は、旧暦の2月のことです。(現在歴2月下旬~3月上旬)
いちばんよく知られている由来は、寒さが残るために冷えから体を守るために更に衣類を着る月だという意味で衣更着(きさらぎ)という説が有力です。
寒い空気がまたやって来る月 気更来(きさらぎ)
草木が少しずつ芽吹き始める月 生更木(きさらぎ)
月の満ち欠けに由来する説 月が更に満ちてくる
3月 弥生 (やよい)
「弥生(やよい)」は、旧暦の3月のことです。(現在歴3月下旬~5月上旬)
暖かくなる季節に草木がさらに茂る。いよいよ草木が生い茂る月という意味があります。
4月 卯月 (うづき)
「卯月(うげつ)」は、旧暦の4月のことです。(現在歴4月下旬~6月上旬)
卯月は卯(うずき)の花が盛りになる月、田植えの植え月などの由来があります。
5月 皐月 (さつき)
「皐月(さつき)」は、旧暦の5月のことです。(現在歴5月下旬~7月上旬)
皐月は田植えを意味する(早苗月)が略されて皐月とされています。
6月 水無月 (みなづき)
「水無月(みなづき)」は、旧暦の6月のことです。(現在歴6月下旬~8月上旬)
梅雨も終わって暑くなり、水が無くなる月で水無月となりました。
7月 文月 (ふみづき)
「文月(文月)」は、旧暦の7月のことです。(現在歴7月下旬~9月上旬)
文月は、七夕の夜に詩歌(短冊)を書いたり、書物に夜風をさらす月、文を書く月とされています。
8月 葉月 (はづき)
「葉月(はづき)」は、旧暦の8月のことです。(現在歴8月下旬~10月上旬)
秋になってきて葉がきれいになってくる月とされています。
9月 長月 (ながつき)
「長月(ながつき)」は、旧暦の9月のことです。(現在歴9月下旬~11月上旬)
秋の夜長を意味する夜長月が語源とされています。
10月 神無月 (かんなづき)
「神無月(かんなづき)」は、旧暦の10月のことです。(現在歴10月下旬~12月上旬)
神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月といわれています。
11月 霜月 (しもつき)
「霜月(しもつき)」は、旧暦の11月のことです。(現在歴11月下旬~1月上旬)
霜が降りる月が由来されています。
12月 師走 (しわす)
「師走(しわす)」は、旧暦の12月のことです。(現在歴12月下旬~2月上旬)
僧侶(師)といえど、走り回る月といわれています。

